昨晩、見知らぬ地で一人孤独に道を歩く夢を見た社交不安障害継続中の蛍鳥です。
……夢の中でさえ人に話しかけることができなかったぜ…
…まあいいや…
実は社交不安障害と診断される前のことなんですが、ある思考の変化がおき、異様に人と比較することが増えてきたんです。

だいたい40代突入前後くらいからです
人を避ける原因の一つになり、徐々に悪化していくことで社交不安障害と診断されたのかもしれません。
これからお話しすることは、「自信の無さから今までとは異なった方向へ(自分で勝手に)思考を傾けちゃったよ~」と言うお話。
(この時点から既に社交不安障害だったかもしれないけど…)
大げさでも何でもなく社会的孤立を深める第一歩。
よって同じような思考を持ってしまった人がいたらそれは危険信号のシグナルの可能性もあるかも…
超ご注意を!
「40代から」マジメ、デキル、アタリマエ?
その思考の変化っていうのが次の事なのですが…
- 40代からは今までの様な「バカ」はただの痛い人間
- 40代になれば普通そのくらいは「できる」ものだ
- 40代と言えば「当たり前」に知っているだろう
この考え(↑)が強く出てきたんです。
原因は…
…何だろ???
環境の変化がそうさせたのか?
周りの40代はみんなしっかり者だから比較したのか?
自分の中で「40代はコウアルベキだ」と人間像を勝手に作り上げていたのか?
それとも3つ全て足して3で割ったのか???
…そういえば若い頃はどんな風に考えていたっけ?
周りの人達の影響もあって思考回路が次第に形成していったのも確かにある。
ただ「他人は他人、自分は自分」みたいな「周りよりもまずは自分」的な考え方に近かった気がする…
それが40代になってみるとどうよ?
これからは「マジメ、デキル、アタリマエにならなければならない」
いやいやいや…極端すぎやろ、バカが無くなったらもう自分ではない!
刺激が欲しけりゃバカになれ!
(ロコローション:ORANGE RANGEより)
しかしそんな思考はことごとくつぶされ、「40代からはマジメ、デキル、アタリマエ」思考に染まるようになりました…
次第に人付き合いが楽しいと思わなくなる
昔から飲み会はそれほど好きな方ではありません。
実際に足を運ぶまではいつも億劫。
それでも参加するとアホみたいに食べて飲んで笑って…だったので、何と言うか、若気の至り的な感じ?だったと思います。
でも自営業になって環境が徐々に変わり、いつの間にか40歳を過ぎると、人と会うのが一気に苦痛になり始めます。
環境が変わって会う人もいつもとは違うしそのせいか?
(性格・考え方が合わない雰囲気が漂い始め…)
ただ、先ほどの「マジメ、デキル、アタリマエ思考」の状態でそんな中にいるとどうなるかと言うと…
…すごくみじめな気持ちになってくるんです。
な~んも楽しくない…ってか早く帰りたい…


そう、
自分は「真面目でもないし大してスキルもなく知らない事ばかり」の人間。
そしていつの間にか「マジメ、デキル、アタリマエ人間」である周りの人と比較するようになっていたんです。
ただ…
周りの人が「マジメ、デキル、アタリマエ人間」であるかどうかなんて分かりませんよ?
自分で勝ってに決め切っているだけ。



この辺りから人と関わりを絶ちたいと考えるようになってきます
最大の天敵「視線」が気になり始めたら…
40代になっても誰でもできること、しなくてはならないことが全くできそうにない
この状態がこの先ずっと続くことになる
【トドメの思考↓】
もう自分はイイ年なんだし誰も助けてはくれないだろう
若かりし頃ってこんな考え方してたっけ??
…と振り返ってみると、コレがまた意外と似たような考え方していたんですよ、昔から。
ただ当時はあったのに今は無いものが分かったんです。



それは開き直りができるかどうか
「誰も助けてくれなきゃ一人で何とかするよ!それでもできなかったらしょうがねえっぺや!」
周りの視線は昔から苦手。
それは今でも変わらない。
当時も視線はすごく怖かったけど、まず初めに開き直りが来ていた気がします。


つまり今よりまだマシ。
で、今はどうだ?
「マジメ、デキル、アタリマエ人間」になれない自分が周りからの変な目で見られている気がする
…だ…誰か、オラに元気を分けてくれ……
極度に人の目を気にしだした結果
最初は我慢しながら色んな会合や飲み会に参加しておりました。
参加したってほぼ一人…
…え?だからほぼお一人様ですけど!(シュン…)


でもほら、参加しないといけないような空気を放つ人っているじゃん?
もちろん嫌々の参加でしたけどね。
ちょっと話が変わるんですが、ZOOMってあるじゃないですか?
あれで会議をすることになったときもめっちゃくちゃ嫌だったんです。
視線が異様にキツくて…
(実際は誰もこちらを見ていないのだろうけど…)
終いには端末のカメラが壊れたフリをして音声だけで参加していたこともありましたから!
そんなことを嫌々しているうちに、
ある日を境についに…ついに…



パッと姿を消しました…
↑※蒸発したんじゃなくて、どこにも参加しなくなったってことね
ちょっと話がズレてしまいますが…
自分は時間をかけてゆっくりゆ~っくり!フェイドアウトをすることができない人間、超不器用。
0か100しか行動できないのがまた世渡り下手…
だからいきなりパッと姿を消すことにしました。
まあいい…
でも不安もあったんですよね。
人を避け続けてこれから一人でどうなるんだろう?
正しさと間違いの区別が自分でもハッキリしない曖昧な感情、とにかく気持ち悪い感情まま過ごしていくことになります。
ちなみにですけど…
この時点でもまだ自分は社交不安障害の自覚はありません。
(余談)避け始めて周りの反応はどうなったのか
いくつか例を紹介すると、
- 他人事・気にしない人
- そっとしておく人
- 何が何でも避ける理由を知りたい人
- 「誰か何かしたんじゃね?」と話題にする人
ちなみに3の人はわずかですが、とにかくしつこい人の傾向にあります。
「俺が何とかしてやる!」と自信がありそうですが、こういう人は仮にどんな理由・本音を話しても自分と考えが合致しない限り納得しない人でした。
嘘でもいいからイイワケを作ることに一苦労。
最後に


コロナ渦にYouTubeを見ていると当たり前のように目に入ってくる次(↓)の情報がありました。
嫌いな人と一緒にいる必要はない
人も断捨離するべき
無理して付き合うだけで時間搾取
40代からは○○であるべき!
良い事を言ってはいるんですよコレ!救われます~
ただ人を避け始めた当時、このような表現は自分なりに都合のいい解釈をしていただけかと思うんですよね。
そこを見落とすと自分らしさを見失ってしまってしまい、仕事や私生活に影響が出てしまうかもしれません。
ホントの本当にご注意を!
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