慌てて愚痴を言う人に限り主語が不明なので誰の事を言っているのか分からない場合が多く、話の流れから把握しようとすると、そういう時に限って話が終了してしまう。
by蛍鳥
こんにちは、蛍鳥です。
都内マンションにあるエレベーター。
部屋から1階に行くために利用中。乗っていると…
チーン♪
途中の階層でエレベーターが停止。
誰か乗ってくるのかな?
何だろうね、この感覚。どこか緊張~…
社交不安障害の人なら何となく分かるはず(??)
数秒とは言え狭い空間に2人きり。
この空気がどうも慣れないんだよね〜
エレベーターに乗ってくると思ったのでとりあえず出入口から離れた奥の方に行っておこう。
そしてエレベーターのドアが開き、待っていたのは一人の若い女性。
しかし…
どうぞ先に行ってください
……なにーーーっ!?!?
これはだだの独り言ブログです
断る理由が分からない|心がザワつく
明らかにエレベーターに乗ろうとしていた女性。
だが乗らなかった事実がまさに今ここに!

なぜだ!?
明らかに避けられてる!?気づかないうちに何かやっちまったか!?
ってか誰だか知らない女性だったんだけど…恨まれることをしたのかな…俺???
それとも顔がニヤついてた??もしくは変態オーラを発してしたのか?
…だとしてもさっきの女性は扉が開いた瞬間にそれを察知したのか??
女の勘はやっぱり怖え…
念のため自分の服装をチェック。
数日前に洗濯済みの服。柔軟剤が苦手なニオイだったのか?
いや待て、他にも考えられる。
もしかして狭い空間で男性と二人きりになる事に対し危険を察知したのか?
まさか…
エレベーターに乗っている俺は既に容疑者になっていたのか?

答えなんて出ないのに脳内ゴニョゴニョ…
社交不安障害だからこそ反応が過敏に
ただでさえ対人恐怖を背負っている社交不安障害者。
答えが出ないまま避けられるとますます人離れが加速しそうな予感。

すると心の奥底から誰かがこっちに訴えてくる。
全然知らない人だったんだから気にするなよ~
全くだ。分かっているんよ、そんなの。
……しかしだな…
↑あ~…気にすればするほど社交不安障害発動した状態が続いてしまうんだよね…
そもそも「気にするな!」なんて言われたら言われるほど気にしなくなることから遠のくものだ…
だからこそ「(分かった分かった!気にしてもいいからとりあえず)冷静になろうぜ~」だ。
社交不安障害だからこそ知ることができた超重要感情コントロール呪文「ザ・冷静」
「落ち着け!」っていう人いるじゃん?口だけではなくて本当に大切なことだよ、コレ。
…とりあえず一度エレベーターから降りて深呼吸しようか。
もしも相手の立場だったら?考えてみよう
冷静にばれば「もしも相手が自分だったらどう思う?」と言う疑問を考えられる時間を作ることができる。
ちょっと考えてみよう。

エレベーターが来てドアが開く➡知らない人が既に乗っている➡同乗せず断る
「エレベーターの前で待つ」ということはエレベーターに乗る意思はあった事は間違いなさそうだ。
先ほどの女性は「エレベーターの扉が開いた瞬間」に何かに気づいて乗らない事を決めたんだ。
単純に考えて俺の服のニオイでエレベーターに乗らないなんてことあるか?
ドアが開いた瞬間に嫌いなニオイがするなんて自分だったら絶対に分からない。
乗ってから気づくものだし、そもそもエレベーター乗車時間なんてたかが知れてるから我慢くらいできそうだよな?
扉が開いた「瞬間」に気づく事…やはり「俺自身の存在」だ。
既に乗っている人(蛍鳥)がニヤニヤしていたからキモくて乗らないってのも疑問だ。
※そもそもニヤニヤしてなかったと思われるが自分じゃ分からん…
意味無いニヤニヤは確かに不気味。だけど扉が開いた瞬間にニヤニヤチェックなんてするものなのか?
もっと一瞬だ。扉が開いた「一瞬」で同乗を断る理由…
考えられることは一つ。やっぱり「犯罪の警戒」だ。
俺が男だってのもあるけど、そもそも俺がエレベーターの後ろの方へ移動すると女性から見たら背後に俺がいることになる。
リスクはゼロではない。
でもさ、エレベーターの中に防犯カメラだってあるのに犯罪なんてする人いるのかなあ??
……
…いや、待て…
防犯カメラがあるのに犯罪が起きている事例なんていくらでもあるんじゃないか…?
防犯カメラが証拠になるケースだってある。
そう、防犯カメラがあろうが無かろうが犯罪は犯すことができてしまうんだ。
犯罪が起きた後で犯罪を防止したって意味が無いし、そもそもそれでは女性側にとってはもう遅い。
盲点はここ?
だからさっきの女性はエレベーターの同乗を避けた?
これこそマンションに住むから分かるエレベーター事情なのかもしれない。
社交不安障害でも前向きな視点をゲットせよ
妻にも言ったんですよね、エレベーターを待っていた女性が同乗しなかったんだけど~と。
「そりゃ知らないオッサンが背後にいたら危険を察知するのは変じゃねえだろ」
ああ…やはり…
そもそも「背後」ってのが怖いみたいだ。まあ確かに…

防犯対策としてエレベーターの同乗を拒否する人もいる事を覚えた!
余談だけど、このマンションに住んでいる妻曰く、今住んでいる階層を知られたくないから同乗を避ける人もいるようだ。
なるほど!女性の防犯意識はやっぱすごすぎ!!
ここで前向きな視点が一つ思い浮かぶ。
冤罪も防止できるんだ!
こう思うと少しは気にしなくなりそうな感じがしてこない?(俺だけかも?)

この人チカンです!!なんて急に言われてみ?
社交不安障害有段者の俺から見ると絶対石化状態だろ。
最後に

反対に自分がエレベーターを待っている立場だったらどうすればいいんだろうね?
既に女性が一人でエレベーターに乗っていたら同乗せず断った方がいいのかな?
「私なんかしたかよ!?」vs「この人分かってる~!」
…の構図ができあがりそうだけど…
でもまあ疑われるよりマシか…これこそ「気にしない」方がいいのかも(笑)
とりあえず今回のエレベーター事情を自分なりに勝手に解釈してみました。
もちろん同乗しなかった女性本人ではないので本当の解答は分かりません。
でも考えさせられた出来事だったので、ちょこっとブログにしてみました。
あなたはどう思います???
ではまた!
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